ZoomとGoogle Meetの比較|どちらを選択する?それぞれの特徴とチェックポイントを解説

「ZoomとGoogle Meet、どっちがいいですか?」

これは、オンラインでお仕事をはじめようとしている方から、よく聞かれる質問のひとつです。

しかし正直に言うと、どちらが「良い」かは、使い方によって変わります。

「Zoomのほうが機能が多いからZoom!」とか「Google Meetは無料でも使いやすいからこっち!」と、ひとことで答えることができないのが実情です。

この記事では、「あなたはどんな使い方をしたいのか」によって、答えを分けてお伝えします。

まず自分がどのケースに近いかを確認しながら、読み進めてみてください。

この記事では、ZoomとGoogle Meetの代表的な機能の比較と、どちらを選ぶか?と考えた時のチェックポイントを解説します。

まず、ビデオ会議ツールをどう使いたいか?

まず、ビデオ会議ツールを選ぶ前に、自分はどう使いたいと考えているでしょうか?

大まかに分けると、次のようなケースに分けられます。

自分の状況がどれに近いかを確認してみましょう。

  • タイプA 主に、セミナーや講座を開きたい、または開く予定がある
  • タイプB 1対1のセッションや打ち合わせが中心になる
  • タイプC まだどんな使い方をするか、はっきり決まっていない

ZoomとGoogle Meetの主な機能比較

ここからはZoomとGoogle Meetのよく使う機能をピックアップして確認していきます。

以下の表は、ZoomとGoogle Meetの機能の早わかり比較表になります。

ZoomGoogle Meet
1対1の通話時間40分まで 
※有料プランの場合:時間制限なし
無制限
3人以上の通話時間40分まで
※有料プランの場合:時間制限なし
60分まで
※有料プランの場合時間制限なし
録画無料版:録画パソコン保存するコンピュータ録画が使用可能

有料プランの場合:クラウド録画とコンピュータ録画が可能
有料プランが必要
Googleドライブに録画は保存される
画面共有豊富に選べ、プライバシーに配慮できるシンプル、限定的
チャット全員宛以外に、宛先を細かに選択可能宛先はすべて全員でDMは不可
アプリのインストールPC:インストールを推奨
スマホ:必須必要
ブラウザだけでOK

各項目をもう少し説明します。

通話時間の制限

ZoomとGoogle Meetの違いで注目すべき点は、何といっても通話時間の制限です。

Zoomの無料プランの場合、人数に関係なく、1回の通話が40分で接続が終了します。

一方、Google Meetの無料版の場合は、1対1なら時間無制限、3人以上でも60分まで使えます。

セッションや打ち合わせが多い方の場合は、おおよそ60分あればなんとなる、ということも多いでしょう。

時間制限を気にせず使いたい、という場合はZoom、Google Meetのどちらも有料版を契約する必要があります。

画面の共有方法

次に画面共有についてです。

画面共有とは、参加者に自分の資料やスライドなどを画面に共有して一緒に見ることができるようにする機能です。

Google Meetの共有の種類は、画面全体、特定のブラウザタブのみなどです。

ブラウザ上の資料や、スライドなども共有可能です。

選択肢がシンプルで、凝った演出等はできません。

また、共有資料に書き込みや、ポインターで指し示す機能「アノテーション」は有料プランからのみ使用できます。

一方、Zoomでは、画面共有の種類が豊富で、共有する画面をデスクトップ全体・特定のウィンドウ(アプリ)だけ・特定のブラウザのタブだけなど細かく指定できます。

見せたい部分のみを共有する「画面の一部分」や、手元を映すこともできる2台カメラの共有など多種多様な共有方法があります。

また、共有中には、資料内への書き込み、特定の箇所を指し示す「注釈」機能を無料プランから使うことができます。

チャット

チャットとは、ミーティング中にテキストによるコミュニケーションを行う機能のことです。

質問を投げかけたり、資料のファイルの添付の時などに使います。

ミーティング中のチャットも、ZoomとGoogle Meetでは違いがあります。

Zoomでは、ミーティングチャットは全員宛、のほかに、個人宛、グループ宛、など細かな設定をすることが可能です。(ただし、主催者が設定している時に限る)

送信できるものはURLなどのリンク、画像などがあります。

一方、Google Meetでは、チャットは基本、全員宛になっており、個別のメッセージを送ることはできません。

また、テキストやURLのリンクは送信可能ですが、画像を張り付けて送ることはできません。

録画機能

録画機能も、大きな違いがあります。

Zoomは、パソコンからの参加の場合、無料プランからでも、録画を行うことが可能です。

一方、Google Meetの場合は、録画をしたい時は、有料プランからしか行うことができません。

講座の内容を後で見返したり、参加できなかった方にお渡ししたりするときに、追加費用なしで録画機能を使えるのは大きなメリットになります。

アプリのインストール

専用のアプリをインストールするかどうかについても両者は異なります。

Zoomの場合、ブラウザ参加は可能ですが、Zoomアプリを入手しておくと、操作性が格段に変わります。

そのため、Zoomの場合は専用アプリをインストールすることを推奨しています。

一方、Google Meetの場合は、アプリ入手をしてもよいですが、ブラウザと専用アプリとの操作性の違いがほとんどないため、アプリを必要としません。

推奨ブラウザ(Googlechrome)を使用するだけでよいというのは、参加者からすると大きなメリットになります。

なお、スマホでミーティングに参加する場合は、Zoomも、Google Meetmのどちらも専用アプリが必須となります。

📌Zoomアプリのインストールの具体的な方法についてはこちらの記事を参考にしてください。

どれが本物?安全にZoomアプリをダウンロード・インストールする方法|図解付きで解説

「Zoomを使ってみたいけど、アプリのダウンロードってどうやるの?」「検索したら似たようなアプリがたくさん出てきて、どれが本物かわからない…」 そんな不安を感じてい…

自分は、どちらを選ぶべきか?

機能の違いを確認したところで、自分はどちらを選ぶべきなのか?と感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで、前に示した、それぞれのタイプに合ったケースでどれを選ぶとよいかについてお伝えします。

タイプA|セミナー・講座を開くのに使いたい方

複数人を対象に、セミナーや講座をしたい、という場合は、Zoomをおススメします。

セミナーや講座では「参加者に何をどう見せるか」がとても重要です。

画面共有の種類が多く、機能が充実しています。

特に、講座で画面を共有するとき、見せたい画面の部分のみを共有できる「画面の一部分」は、共有をスマートに見せ、プライバシーに配慮した共有で安心して進行できます。

また、録画機能は、無料プランであってもパソコンに録画データを保存する「コンピュータ録画」を行うことができます。

ただ、Zoomの無料プランは40分で通話が切れるため、講座を継続的に開くなら有料プランへの移行を検討する必要があります。

まずは無料プランで操作に慣れながら、という進め方でよいでしょう。

タイプB|1対1のセッションや打ち合わせが中心の場合

1対1のセッションや、打ち合わせのみに使用する場合は、Google Meetもおすすめです。

1対1のセッションの場合、無料版でも時間制限を気にする必要がありません。

また、お客様側への招待も、アプリインストールなどの事前準備をほとんど必要とせず、Google Meetのリンクをクリックするだけでミーティングに参加できるため、手間がかからず、スムーズに参加を促すことができます。

ただ、録画をしたいということであれば、Googleの有料プランの契約を行うか、別のアプリで画面録画をする必要がありますす。

タイプC|まだ使い方が決まっていない場合

まだ、どんな使い方をするのか決まっていない、という場合は気になった方から使い始めるのもよいでしょう。

何故なら、どちらも、無料から使用することが可能なため、操作性を確かめることができます。

ただ、ZoomとGoogle Meetの違いは、Zoomの場合は有料無料にかかわらず基本的な機能を使うことができます。

一方、Google Meetの場合は、有料からでないと使えない機能が多くあり、無料と有料のギャップがあります。

両方使う、という選択肢もあり

実は、どちらか一方に絞らなくてもよいケースもあります。

セミナーや講座はZoom、1対1の個別セッションはお客様の利便性を考えてGoogle Meetを選択するという使い分けをしている方もいます。

また、「参加するだけ」、であれば、Zoom、Google Meetどちらも有料プランである必要はなく、無料プランでも使うことができます。

ただ、ビジネスでのミーティングの主催をするとなると、いづれはどちらかの有料プランを選択、契約する必要が出てきます。

このように、自分の状況やお客様に合わせて使い分けることも、一つの賢い選択です。

そのほかのチェックポイント

ビジネスでビデオ会議ツールを使う時に、チェックしておきたいポイントは機能性だけでなく料金も重要なポイントです。

ZoomGoogle Meet
有料プラン名プロGoogle Workspace Business Standard
料金/月/ユーザー¥2,549¥1,900
料金/年/ユーザー¥2,124×12か月¥1,600×12か月分
2026/5/22現在の料金

Zoomの場合、複数の有料プランがありますが、自分一人だけ、個人で使用する場合は「プロ」プランで十分です。

支払いは、月払いと年払いの2パターンがあり、年払いは、月払いの12か月分よりお得になっています。

ただ、使う月と、使わない月がある、という場合は、月払いを選択し、時々有料に切り替えるという使い方もありです。

📌Zoomの料金プランについてはこちらを参考にしてください。
ZoomWorkspaceの料金(公式)

一方、Google Meetの場合は少し料金体系が複雑です。

Google Meetだけの有料プランというものはなく、一般的にGoogleworkspaceの有料版、Business standard以上を契約すると、Google Meetの有料機能の部分(録画等)を使えるようになります。

もし、会議ツールとは別にGoogleworkspaceをのBusiness Standard以上をすでに使っている、という場合はGoogle Meetの有料版を使えることになります。

Googleの場合、サービスがどんどん拡張しているため、予告なくサービスの内容、料金等が変化する可能性があります。

契約を検討する場合は、直前に必ず公式のページで確認を行うとよいでしょう。

📌GoogleWorkspaceの料金についてはこちらを参考にしてください。
GoogleWorkspace(公式)


まとめ

ZoomとGoogle Meetを比較すると、同じビデオ会議ツールでありながら、それぞれ使える機能に特徴があり異なります。

自分がどちらを選択するといいのか?については、自分のやりたいことや、今どの段階にいるのかで変わってくることがあります。

ただ、次のポイントでまずは確認するとよいでしょう。

  • セミナー・講座をする予定 : 画面共有・録画・チャット機能等が充実しているZoomがおすすめ
  • 1対1のセッションが中心、録画は不要 : 無料版でも1対1なら時間無制限のGoogle Meetがおすすめ。ただし、録画をしたい場合は有料版を検討する必要があり
  • まだどう使うかは決まっていない : どちらも無料から使えるため、気になった方から試してみる 

Zoomの場合は、基本的な機能は無料、有料に関係なく使うことができるため、感触をつかみやすいですが、Google Meetの場合は、基本的な機能で無料版と有料版でギャップがあることも覚えておくとよいでしょう。

何はともあれ、実際に触ってみなければ感触も判断も得られないので、実際どちらかを無料から始めてみることをおススメします。


📌この記事では大まかな方向性をお伝えしましたが、「自分はどっちかな?」と迷う方、有料での導入を考えている方は、こちらの講座で詳細をお伝えしています。
どっちがいい?ZoomとGoogle Meetの比較と選択